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この子たちの夢を3年後に叶えてあげようプロジェクト

 

芦花高校では、生徒の学びのスタイルを変えるため(主体的に学ぶ生徒を育てるため)
キャリア教育を中心に据えた教育活動を進めています
 
 
『この子たちの夢を3年後に叶えてあげようプロジェクト』
 
 
このプロジェクトでは
3年後に自分の力で夢の扉を開けられるように
「意欲喚起」と「主体的な学びへの行動変容」と「未来を拓ける人材育成」
 を目指して様々な仕掛けを工夫しています

 

 

○目的

 

(1)本気で勉強に向かう生徒を育てる


(2)社会人としての資質や教養を高める


(3)卒業後も含め、主体的に学び続けられる意欲・能力・態度を育む


(4)予想を超えて変化する社会、正解のない時代を逞しく生きていける生徒を育てる

 

 

 

 

○芦花高校のキャリア教育の位置づけ


 

 

 

○身につけさせたい力


(1)人としての基礎基本(人間性、社会性、常識、教養など)


(2)次のステップにすすめる確かな学力(基礎基本の徹底→応用力)


(3)学ぶことへの意欲、主体的な学びへの行動変容
・疑問を持つ、好奇心を高める
・色々な答えがあることを知り自分で考える


(4)コミュニケーション能力とコラボレーション能力
・広く生徒の意見を聞く、討論する、自分の考えを修正する
・互いの意見、アドバイス、提案等を生かして高みを目指す、より良い案を創り出す


(5)安易に妥協せず、自分の進路にチャレンジする力

 

 

 

○方向性と方針

 

★方向性 *「教える」から「自ら考える」「体験を通して実感する」へ
 ・自己理解→自分の将来像→実現のための方法
 ・現実の社会を知る、常識・教養の重要性
 ・勉強の意味、学力の必要性
 ・働く意味を考える、職業を考える
 ・体験を取り入れる(他者理解、協働作業、達成感)
 ・学んだことを発信する
 
★方針
 (1) INPUT&共有 ・・・「自分の志向を考える」「やる気のある大人と出会い刺激を受ける」
 (2) OUTPUT&協働 ・・・「誰かのために」「チームで協力して活動する」
 (3) RESEARCH(調査・研究)・・・「リアルな体験から自分の未来をイメージする」

 (4) QUEST(探求)・・・「チームで協力して独自の答を提案する」 

 

 

 

○プログラムの内容

 

A「CG(キャリアガイダンス)」の授業では 
 ・自己を知る
 →「スタディサポート」「進路適性検査」「履修ガイダンス」など
 ・大学生に聞く
 →「高校時代これはやっとけ!~高校時代にやりたい10のこと~」
  「大学生はどんな勉強をしてる?~高校の先にある学びの広がりを知ろう!」
 ・社会人に聞く
   →「職業人インタビュー」「キャリア講演会」など
 ・後輩に役立つ活動をする
  →「新1年次生に芦花高校の1年間をアドバイス」
 
B「奉仕」の授業では
 ・ニーズのあるところで、ニーズのあるときに、ニーズのある活動をする
 ・夏休み奉仕体験活動 →「夏休みは地域で!社会人と!大学生と!」
 ・防災 →「救命救急講習」「地域の防災対策」など
 
C「けやきタイム」の授業では
 ・後輩にプレゼンテーションする →「1年次生との交流会」
 ・自分の未来を考える →「スタディサポート」「履修ガイダンス」など
 ・進路先の情報を収集する →「進路先の情報を調べてみよう」「エントランスゼミ」
 ・大学生や専門学校生に聞く
 →「芦花高校卒業生大集合」「オープンキャンパス」「留学生と考える“学ぶ意味”」

 ・探求活動に取り組む →「クエストエデュケーション」 

 

 

 

○連携先


★連携先・支援アドバイザー

 

東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課
平賀恵美子(NPOじぶん未来クラブ理事)キャリア教育担当
村上 徹也(市民社会コンサルタント、日本福祉大学客員教授)奉仕担当

★協力団体


・国際協力NGO 風の会 東京
・学生ボランティア企画集団 NUTS
・社会福祉法人 世田谷ボランティア協会
芦花高校支援本部 その他

 

 

○授業の紹介

 

 

★1年次の目標は

 「今の自分を、自身の高校生活をおもしろく!(充実させよう!)」
    
・やる気のある大人と出会い、刺激を受ける
・チームで成し遂げる体験をする
・誰かのための活動をする
  
  ⇒ 多様な人と関わりをもち、いろいろな価値観を受け入れられる人に
  ⇒ 目標のためにチームで協力し、自分から動ける人材に

 

 

★2年次の目標は

 「『未来探求(クエスト)スタート』自分のために、自分で動け!」
   
 ・自分の将来をイメージする
 ・色々な答えがあることを知り、自分で考える 
 ・互いの意見をもとにより良い案を創り出す

 

  ⇒自分の将来を自分ごととしてとらえ、自分からどんどん動ける人に
  ⇒未体験なことをネガティブにとらえず、飛び込んでいける人材に
 
 

 

 

<1年次>


4月「高校時代これはやっとけ!~高校時代にやりたい10のこと~」

 

 

 

【生徒の感想等】(一部紹介)


「いろんな方の話が聞けて、とても参考になりました。」
「自分でも成績が伸びるかも!?と希望がもてました。」
「今しかできないことを思いっきり頑張ります。ありがとうございました。」
「好きな科目をのばして可能性を広げたいです。」
「自分の好きなこと、興味あることを大切したいと思いました。」

 

5月


「奉仕事前学習」「夏休みは地域で!社会人と!大学生と!」の事前ガイダンス

 

 

 

 

6月「大学生はどんな勉強をしてる?~高校の先にある学びの広がりを知ろう!」

 

 

 

【生徒の感想等】(一部紹介)


「大学では、興味があれば本当にたくさんの分野を学べると分かり、大学に行きたいな!と思う気持ちが強くなりました。」
「私には夢がたくさんあるので、英語と数学を勉強しようと思いました。大学生に感謝です。」
「法律に興味があって話を聞いたら、前より興味がわいた。」
「今回話を聞いて、いろいろな大学を調べてみようかなと思いました。」
「大学受験、不安もあったけど、大学生の話を聞いているうちに、色々な可能性があるって分かって、やる気が出ました。」

 

 

7月・8月「夏休みは 地域で!社会人と!大学生と!」

 

 

 ◎「そしがや夏まつり」~地域の方々と~ 祖師谷小学校校庭にて

 

午前中は会場準備でした
輪投げコーナーの手伝い

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・暑くて疲れたが、達成感があった。
・また行きたいと思った。
・やりがいがあり、小学生とも交われたので良かった。


【地域の方から】
・高校生の皆さん、本当によく動いてくださり助かりました。
 

 

◎「大震災募金活動」~大学生と~ 渋谷駅周辺にて

 

2つのグループに分かれて活動しました。

 

 【生徒の感想】(一部紹介)
・思ったことを一生懸命声に出せば、人の心を動かせると感じた。
・自分たちの思いが届いて2日間で167,644円、嬉しい!
・世の中の見方が変わった。思った以上に皆温かかった。
・震災に対する意識が変わった。復興に向け、自分に今でできることをしていきたい。

 

 

◎「スポーツゴミ拾い」~大学生と~ 新宿駅周辺にて

 

8班に分かれて活動しました。
大学生を交えての振り返り

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・タバコの吸殻が多かった。
・路上はきれいでも植込みには沢山のゴミがあった。
・中身の入ったジュースやお弁当のゴミが多くてショックだった。
 

【大学生から】
・ゴミ量は100kgでした。これまでの企画の中で一番の収穫でした。
 

 

◎「古着の回収」~ユニクロと~ 芦花高校にて

 

種類別に梱包しました
まとめを作成し掲示

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・368着も集まって良かった。
・服の仕分けは難しくなかったが、ポスター製作は悩んだ。
・外国へ思いが届くといいな。


【企業CSR部の方から】
・期間が短かったが思ったより沢山集まり良かったです。
・企業のこういう活動も知っていただけると有り難い。
 

 

◎「カンボジア支援」~大学生と~ 芦花高校にて

 

カンボジアの方とテレビ電話で
カンボジアに送る壁新聞作り

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・色々と知ることができ、カンボジアの印象が変わった。
・カンボジアの人と話すのは初めてで、すごく緊張した。
・日本のことも他国のことももっと知りたいと思った。
・英語、頑張ろうと思った。
・大学生の方々のおかげで、普段できない経験ができた。
 

 

◎「お年寄りとの交流」~地域の福祉施設で~ きたざわ苑にて

 

利用者さんへ合唱をプレゼントしました。

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・心配だったが、おじいちゃんおばあちゃんとちゃんと会話ができて良かった。
・昔のおもしろい話も沢山聞けて楽しかった。
・合唱の発表は喜んでもらえたので良かった。
・涙を浮かべて「ありがとう」と言って下さって嬉しかった。
 

 

 

◎「祖師谷子どもまつり」~地域の方々と~ 祖師谷まちづくりセンターにて

 

手作り品、制作中
模擬店の手伝いもしました

 

【生徒の感想等】(一部紹介)
・地域の人と一緒になって一つのものをつくる喜びを味わった。
・子供から大人まで楽しんでもらえていることがとても嬉しかった。


【地域の方から】
・遊びに来ていた小学生が大人になりスタッフに加わって、

 皆で作る祭になっています。高校生の協力にも感謝。

 

 

 

◎7月・9月「職業人インタビュー」

     
班の代表者がインタビューのまとめを発表しました。 「働くとは・・・」班内で意見を出し合ってまとめました。 各班でまとめた「働くとは」を順に発表しました。

 

 

 

『職業人インタビュー原稿』から

 

【この人の仕事のステキなところを考えてキャッチをつけよう】(一部紹介)


(アニメーター)絵に命を吹き込む仕事
(花屋さん)お客さんに春夏秋冬を届ける仕事
(保育士)子どもにとってもう1人の親のように接する仕事
(経営コンサルタント)会社のピンチを知恵を使って解決する仕事
(編集者)読者の声を形にし、ニーズに応えた雑誌を作る仕事
(インテリアカバー制作)家具の表情を変える仕事
(カメラマン)美しいものをより美しく表現する仕事

 

 

【インタビュー対象者の印象に残った言葉】(一部紹介)


・夢を叶えるという思いでこの職業を選んだ(作曲家)
・才能は要らないんだよね。後からついてくんの(特殊美術)
・働くのに一番大切なのは人間性だと私は思う(インストラクター)
・やりたい仕事だったので働けるのは幸せなこと(中学教師)
・本にも鮮度があるんです(書店)
・僕にとって、料理は”生きがい”かなぁ(中華料理屋)
・自分が子を育てているのではなく「自分が育てられている」という気持ち(保育士)
 


【働くことのイメージの変化、仕事について感じたことなど】(一部抜粋)


・仕事は「お金を稼ぐため」としか思っていなかったが、

 「人のために仕事をしたいと思ってやっている」と言っていたので、

 仕事の選び方は色々あるんだと思いました。
・「働くこと=苦しい」と思っていました。でも楽しく働くこともできるということを知りました。
・「働く」のは一人でできると思っていたが、周りの人の支えがあってこそ働ける。

 感謝の気持ちが大事だと教わりました。
・就きたい職業に就けたとしても楽しいとは限らない。

 苦労することの方が実は多くてやめたいと思うこともある。

 でも、苦労しないと何もできない。   
・自分の良いところを出せる職業に就いた方が良いと感じました。

 

 

◎11月・12月・1月

 

「奉仕体験活動」・・・ 後半のテーマは“防災”

 

 

*ローテーションで次の3つの体験を行いました。
(1)救急救命講習 
(2)災害ボランティアの安全衛生に関する講話
(3)備蓄倉庫の見学とマンホールトイレの組み立て、地域のAED・消火栓探し
 

     

災害ボランティアの

安全衛生に関する講話を

聞きました。

芦花公園で

マンホールトイレを

組み立てました。

千歳中学校でも

体験させて

いただきました。

 

 

 

【生徒の感想等】(一部紹介)


・いままで「自分はまだ高校生だから」という理由で、人のためにできることは少ないと

 思っていましたが、今回のAEDなどで自分にもできることがたくさんわかったので、

 よかったです。これから起こるかもしれない大災害などに自分も「自分の命」を第一に考え、

 人を助けていきたいです。


・地震が起きたら元気な私たちがお年寄りや小さい子供たちを支えてあげないと

 いけない使命感がわいてきました。

 自分のできることをして人を助けることができればと思います。


・自分たちの世代が一番がんばらないといけないんだと思った。

 もし災害が起こったらできることから始めたい。


・どんな小さなことでも自分たちにできることは必ずあるということ。

 もし東京で地震がおこったときにできることをしたいと思った。


・私たちにも何かできることがあるんだと知ることができました。

 けれどボランティアする側も体には気をつけなければならないということを

 初めて知りました。この体験学習でやったことを忘れずに生きていきたいです。


・協力して行動することがすごく大事なんだと学んだ。

 これからは集団行動のときに周りをよく見て行動しようと思う。


・学校などいろいろなことがあってなかなかボランティアをしに

 被災地に行くことはできないけれど、

 奉仕の授業で被災した方々のことを思う気持ちが前より強くなった。

 

 

◎1月・2月・3月 1年の振り返り「新1年生に芦花高校の1年間をアドバイスする」

 

【全体計画】 

 

1月20日 全体指導、個人ワーク(1年間の振り返り)
2月 3日 グループ発表の内容の検討、決定
2月10日 発表台本作成、下書き作成
2月17日 交流会の内容検討
3月19日 大学生への中間報告、最終プレゼン資料&台本作成(修正)
4月13日 交流会実施(予定)

 

     

交流会で使用するプレゼンの

資料を作成しました。

最終日にはプレゼンテーションの

リハーサルを行いました。

合同で円陣になって

リハーサルをした教室もありました。

 

 

     

リハーサル後は相互に

アドバイスを出し合いました。

アドバイスをもとに

台本や資料を修正しました。

最終日の協力者たち

(40人の大学生)に感謝!

 

 

<2年次>

 

4月「1年次生との交流会」

 

 

     

1年次生(6人程度)にプレゼンテーションを行ないました。

発表の方法も自分たちで工夫しました。

新入生からの様々な質問にも答えました。

 

 

     

発表後は班で振り返り、良かった点と課題とに分けて模造紙にまとめました。新1年次生の来年のために、交流会に向けての取り組みについて『後輩への7か条アドバイス』もまとめました。

 

 

 

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