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単位制高校での学習

単位制高校で学習するために

1 単位の履修と修得

(1) 単位とは
表1 教育課程表(例:「国語」の科目)
教科
科目
標準単位数 1年次 2年次 3年次
  国語総合 4 4(必履修)    
現代文B 4   2(共通履修) 2(共通履修)
  古典B 4   4(必修選択)  
  国語表現 3     2(自由選択)
現代文A 2     2(自由選択)
 
古典A 2   2(必修選択) 2(自由選択)
  表1は「教育課程表」といい、科目の配置、単位の配当、履修形態を表すものです。表中の数字は「単位」といって、その科目の授業が1週間に何時間あるかを表しています。(「標準単位数」とは、文部科学省が定めたその科目を学ぶのに必要とされる標準の時間数です。)たとえば、1年次の科目「国語総合」は、週に4時間の授業があります。
(2) 履修・修得とは
ある科目を学習するために授業に出席し、その出席状況が良好である場合に、「単位の履修」が認められます。履修が認定された上に、その学習の成果が一定の水準以上であると判断される場合に、「単位の修得」が認められます。
本校では、教育課程表に定める必履修科目をすべて履修し、そのほかの選択科目を含めて78単位以上修得し、特別活動についても一定の成果がみられる場合に、卒業の認定をします。

2 学年制と単位制
 高校は基本的に単位(1週間に1時間の授業を1年間受けると1単位)を修得し、学校が定めた単位数以上の単位を修得することで卒業できるシステムになっています。
 ほとんどの都立高校が採用している「学年制」は、それぞれの学年で履修や修得をしなければならない科目や単位数がほとんど決まっています。学年の課程を修了して初めて次の学年に進むシステムです。
 これに対し単位制の高校では、入学して1年目の生徒を1年次生、2年目の生徒を2年次生と呼ぶことはありますが、学年という概念がありません。入学した生徒は3年間以上(通常は3年間)在籍し、必履修科目を履修するとともに、その学校が「卒業までに修得させる単位数」として定めた単位数を修得すれば、卒業が認定されます。本校では、卒業までに修得の必要な単位数は「78単位」です。また、単位制高校は、多様な選択科目を設置しています。本校では、1年次には芸術科目の1科目のみが選択科目ですが、2年次以降は選択科目が多くなり、自分の能力・適性・興味・関心に合わせて科目を選択し学習します。2年次生と3年次生が一緒に学習する科目もあります。


3 単位制で学習するために必要なこと
(1) 自己を見つめる 情報を収集する
 これまで述べたように、単位制高校には必履修科目のしばりが少なく、2年次以降は自分のレールを自分で敷いていくことになります。単位制高校で学ぶ意義は「自分の個性を伸ばす」ことにあります。
個性を伸ばすためにはまず自分自身を見つめることが必要です。そのためにキャリアガイダンスの時間を有効に活用してください。キャリアガイダンスの時間は、自分自身を知り、どのような生き方をするか、その自分を生かすことができるどのような職業があるか、等の課題を真剣に考える場となるはずです。またこれらの課題は自分で考えるだけでなく、友人と話し合ったり、先生の助言を受けたり、様々な経験を積む中で深まります。自己を見つめ、積極的に情報を収集し、目的意識を持って履修科目を選択してほしいと思います。
   (2) きちんとした自己管理のもとに授業に参加する

   単位制高校では、中学までのようにみんなで一斉に授業を受けることは少なくなり、2年次以降は一人一人の時間割に従い、それぞれが違う教室で授業を受けることになります。自分の選択科目をきちんと把握し、遅れず授業に参加し、自ら進んで学習する態度が大切になります。

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